知ってました？
鉄分で有名なひじきに実は鉄分はなかったという最近の報告！
文部科学省は１２月２５日付で「日本食品標準成分表２０１５年版 （七訂）」掲載「ひじき」の可食部１００ｇ当り鉄分含有量に関し、「鉄釜だと５８・２ｍｇの鉄分を含むが、ステンレス釜だと６・２ｍｇ」と発表しました。
じゃぁ昔は何故鉄分が検出されたの？
それは昔日本では鉄鍋でひじきが煮込まれていたから！
鉄鍋はもうなかなか見かけませんね。
鉄分の必要性と、手軽に鉄分を摂取できる、美鉄について調べてみました。
鉄分の必要性
食事摂取基準(2015年）の鉄の1日の推奨量は成人男性7.0ミリグラム、成人女性10.5～11.0ミリグラム（月経あり）、妊娠前期では8.5～9.0ミリグラム、妊娠後期では21～21.5ミリグラム、授乳期では8.5~9.0ミリグラムと女性は男性より多くの量が必要です。
大人が鉄分が必要なのは、わかります。特に女性、妊婦！自分の血液で、人、1人を生み出すのだから、それだけの血液が必要ですね。食べたものがそのまま赤ちゃんに流れるわけじゃなく、消化して、血液にして、流し込むわけですから。
鉄分が不足すると、運動機能、体温保持機能、免疫機能、子どもの知能、コラーゲンの合成機能が低下することが知られています。特に、子どもの場合は、鉄分の不足により脳の発達に支障をきたすこともあるので注意が必要です。
脳の成長スピードは速く、3歳児の脳重量は既に大人の脳重量の約8割に達します。こうした脳の成長を支えているのが鉄分です。鉄分が不足すると、脳の神経細胞ネットワークの接合部であるシナプスの成長が阻害され、脳の情報伝達がうまく働かなくなります。2歳以下の子どもの場合、鉄分が不足した状態が3カ月以上続くと、認知能力や運動能力、社会性、情緒の発達などに支障が出るといわれています。
子供の場合は、成長が大人のスピードの倍以上なので、幼少期にそれだけ栄養が必要になります。
でも、食べてくれないんですよねー。。。
美鉄で日々の料理に鉄分を
美鉄、早速使ってみました。大きさも種類があり、家で使う鍋やフライパンの大きさによって使い分けが出来そうです。
ひっかける形状になっていて、鍋のふちにひっかけてみたり、鉄の部分が平らになっているので、弱火であれば鍋に立てることも可能です。
鉄鍋の管理は難しいけど、鉄で出来た食器で調理して、料理に鉄分を抽出するという考え。
面白いーー！
うちの子は固形物があると気分でむらが出るのですが、ポタージュにするとするすると飲んでくれることが多いので、そのポタージュを作るときに美鉄を使ってみました。
鉄分がポタージュに溶け出て、飲みこんでくれればＯＫ！
煮立たせてみましたが、特にいつものポタージュと味は変わりませんでした。
ポタージュは弱火で煮るのでそこまで抽出にならなかったのかな？！(笑）
今度は水で煮立たせる系で試してみようと思います。
やっぱり一番はひじきで試してみるべきでしょうか！
日々の料理をなかなか食べてくれないって時は、お湯を沸かして美鉄を入れておいて、冷まして飲ませてもいいかも！
子供のために色々な工夫がありますが、美鉄で工夫、面白いアイディアだと思いました。
