赤ちゃんはもうそろそろで半年になります。
寝返り、寝返り返り、からの寝返りをするようになってそろそろ本当に目が離せない。
キッチンから戻るとカーペットからははみ出しています。
3~5カ月の時は、寝たら1時間、ベビージムにいれれば15分、その場にいてくれて料理をする時間がありました。
はまったのはベイクのお菓子。マフィンやタルトを焼きまくって、スコーンを焼きたくてレシピを調べていたら、英国のスコーンレシピとして「イギリスはおいしい」の著者林望さんのレシピを見つけました。
イギリスはおいしい 林望著について
内容(「BOOK」データベースより)
アフタヌーン・ティーを飲むと、イギリス文化が見えてくる。フィッシュ・アンド・チップスはオシャレなのか。―不評極まるイギリス料理なれど、イギリス文化を会得すれば、これまた実に美味なるものなり。リンボウ先生のご説、ご覧あれ。日本エッセイスト・クラブ賞受賞の話題作、「新レセピ」のオマケが付いて文庫版登場。
面白かった点
最初の20ページほど、ずっとニヤニヤ笑いをこらえながら読み進め、30ページ目を開いた瞬間噴き出してしまうほど、面白い!
イギリスあるある、かつイギリス料理がおいしくない理由が、そうそうこれこれ!そうなの!と心底、同感!納得できます。
エッセイのため、軽快で語り調の書き方で誰でもいつでも読みやすいでしょう。
しかしながら、イギリスの歴史、風景、人の考えなどはしっかりと調べられ、勉強にもなります。楽しく読んで頭もよくなるような、そんな1冊です。
イギリス人は塩味に疎い、食感に無頓着、らしいです。
スコーンについて
肝心のスコーンについては、女の手では作りにくいだろうという点にすこしがっかりしつつ、最後のページに、文庫本だけ特別に女でも作りやすいレシピを書き足してくれています。
林望さんの人柄でしょうか。
びっくりする点はこの本がかなり古いのに、イギリスのおいしくなさが未だに改善されていない点。それについても言及されています。
この本はイギリスが好きな人、イギリスに行ったことがある人、料理が好きな人、美味しいものが好きな人、皆さんにおすすめです。